いざ、過去問!
栃木県入試を攻略するなら、過去問は外せないよ?って話をしました。
しかしながら、具体的な過去問の活用術をまったく書かなかったので(前はそのタイミングじゃなかったのさ)、今日はそちらを、書き記したいと思います。
これを正しくやれば間違いなく成績上がります!
1.やる内容はブロックごと。
過去問やれったって、いきなり50分計って全部やったら、きっとやることが目的になってしまって。
やりました→出来ないこと多すぎました→全部復習するには時間が足りません!
が関の山だと思うのですよ。
もちろん時間配分の問題もあるので、いつかは通しでやるべきかと思うんですけど、今9月の段階でやるべきはそこではないと思ってて。
今やるべきは、出来ないところをつぶす作業だと思うんですよ。
ですから、過去問をブロックに分けて、数学だったら大問1のみを6年分みたいな感じで解いていってください。
次は、そのときに大事なこと言うよ!
2.復習、解説を理解する時間をしっかり設ける
過去問をやる意味、それは、
・出題傾向を知ること
・自分の理解度を知ること
大まかに言ってこの二つだと思います。
傾向はやっていれば、何となく知ることが出来ます。
ですが、こと“理解度を知ること”に関しては、知ったところで、出来てないところを出来るようにしなかったら何の意味もございません。
前にも話しましたが、答えを赤で書いて丸つけを終わりにしていたら、一向に成績なんて上がってきませんからね!
出来ていないところを場合によってはメモし(自塾の場合は間違えた問題をそのまま書き込んでもらって、何回でも見返せるノートを生徒に渡しています)、改めて自力で解いてみる。
この時間がなければ、いくら過去問やっても、同じミスをひたすらし、「なんか時間かけてやってる割に成績上がらんなぁ。。。。」となるでしょう。
でもって、そうやって復習していくと、意外と大問1をやるだけで結構時間がかかることが分かります。
うちの塾の場合、土曜日8時間使ってそれらをやっていくのですが、正直6年分が終わるのは1月だったら早い方みたいなもんですよ。
これが6年分終わったら、通しで時間計ったりしてやってみる!
それやれば、栃木県入試の傾向だって分かるし、何度も同じような問題が出るから、必然的に知識が定着化されていくはず。
3.終わりに
「いいかい?
本質的な理解をするんだ。」
最近、ずっと生徒に言う言葉。
社会や理科を“暗記教科”と位置づけてないですか?
いまや社会や理科を暗記だけで解くのでは、なかなか点が取れなくなってきました。
増え続ける文量、複雑化する問題。
理科で言えば、「この実験は何によって、どんな事が起こった結果なのか。」みたいな“本質”を理解する重要性を感じています。
「とにかく化学式はこうなるから覚えとけ!」はホント点数に結びつかなくなりました。
もちろん暗記する部分はなくならないのですが、より、なんでこうなるのか?という姿勢で問題を解くことが必要になってきました。
受験生の皆さん、過去問は手元にありますか?
分厚くてやる気失せるね(笑)
その問題集こそ歴代の受験生が戦ってきた、英知の結晶です。
きっと正しく戦えば、皆さんを志望校合格まで連れて行ってくれるでしょう。
きっと君の嫌なところを存分に突いてくる参考書だと思うよ。
それを試行錯誤して攻略した時、きっと今までと違う自分になっているんじゃないかな!
ではまた!