テスト前3週間は“毎日通っていい期間”です。その意味とは
中間テスト対策が、早い学校で10月27日(日)から始まって参ります。
学習塾智心館は、テスト前は何回でも通う事ができますが、なぜそのようなことをやり、結果、どんなことになっているかをここに書き記したいと思います。
まず生徒は、基本的に毎日通い(部活などで難しい場合は、日程表に自己申告していただいております)、土曜日などになると8時間塾で勉強する子が普通にいます。
しかしながら、すぐ成績が上がる子もいれば、成績を維持するのがやっとの生徒もいます。
近隣他塾では、一番勉強してもらっている自負はありますが、それでもこの現状なのです。
もちろん、圧倒的に伸びる生徒のほうが多いのも事実です。
しかしながら、当たり前ですが、上がっていない子のことを考えると、私にとってのテスト対策の完成なんて一向に見えない。むしろ本人の方がケロッとしているくらいです。笑
本音を言うと、「テスト前は何よりも勉強の優先順位を上げてほしい!」と思うのです。私の仕事は、“全生徒の成績を上げること”。
そのためには他の生徒よりも勉強するしかないですから。
休日の8時間についても、普段学校でそれくらい勉強しているわけです(8時間ずっと勉強なのは塾だけですが)。断言しますが、全生徒最後まで集中して出来ます。
というのも、「うちの子、8時間も集中できるかしら?」というお話を多く頂くからです。
ちなみに、中3生は10月以降毎週土曜日8時間勉強しています。去年もその前も、全員が8時間の長丁場を「我慢して」耐え切るのではなく、目標を持って、それに向かって突き進むことで、乗り切りました。
受験と定期テストを同列に語るのは良くないかもしれませんが、定期テストの結果が内申点として高校に行くことからも、いかにこの3週間の延長線上に入試があるかが分かります。
ましてや学歴観や仕事観が大きく変わることが予想される令和の未来です。
そんな中で私は、「やった結果がちゃんと自分の進歩に繋がった。」「私はやれば出来るんだ!」
という自己肯定感のようなものを生徒に感じて欲しいと思っています。
先の読めない不透明な時代にも、その時そのときで自分の頭で考え、実践し、行動することの価値を知っているような子どもに育っていって欲しいのです。
そのような価値観はやはり自分で体得した“努力の型”なしに生まれないと思っています。
私は全力でテスト前のこの時間を、生徒を見て、都度必要なことを言って、確認のテストで未完成の苦手をつぶす、そんな時間にしたいと思っています。
テスト対策初日には、全生徒に定期テストに挑む心構えを伝えていきますね。
テスト3週間は塾でも学校ワークを持ってきてもらい、各自それを進めていってもらいます。
最後に、いつも書いているテスト勉強の心得を記します!
全生徒自己ベストを目指そうぜ!
自分と戦う3週間にしよう。
定期テスト勉強の心得
出来ない問題をそのままにする人は100%出来るようにならない。
苦手な科目ほど時間をかける。後回しにしない!
得意科目は君の長所!ライバルをぶっちぎるつもりで高得点を目指せ!
なんでこの答えなんだろうと疑問を持とう。
形だけ、時間だけやってもダメ!白紙の状態から自分で同じ問題を導き出せるまでやる。