分かりやすい授業と事なかれ勉強(夏期講習が終わった)
2020夏期講習からのテスト期間が、今週で終わろうとしています。
コロナ休みで短いはずなのですが、う~ん、テスト期間まで考えると結構長かったというのが本音というか。走りきった感は、なかなかにあるのです。
2020年9月8日、書きたくなったのでブログを書いておりますが、まだテスト期間が終わっておりませんので、短文で。
塾の役割って何だろうと考えますと、大方「成績を上げてほしい。」とか、「志望校に合格させて欲しい。」とかが挙げられます。しかし、それはあくまでも結果であって、やっていった先にしかないですから、そこに至るまでの過程を見ていかなければなりません。そこで出てくる言葉、“分かりやすい授業”。
塾の先生がやる以上分かりやすいのは当然。その上で、分かりやすいから勉強が出来るようになっていくのか?
違います。「分かる」から「出来る」になっていく道の中には必ず自分で解く過程があるはずです。
部活も同じじゃないですか?フォームを矯正してもらったり、何かアドバイスを受けても実際に当人がやらなくては身につかないという点においては。
であれば、私は、“自分で解く”を授業の中でやってしまいたい。生徒任せにするのではなく!
こんな思いこそ、私がこんな変わった授業形態で塾をやっている動機です。
夏期講習やテスト期間中、生徒と長時間いますと、私の言わなければならない事も増えてきます。特に新しく入った生徒や、初めて定期テストを受ける中1生には、勉強の中身というより、勉強法であったり、勉強に向かうマインドのところを言う事が多かったです。
逆に言うと、以前から見受けられたものの、コロナ禍でより顕著になったのは、“学校で勉強の仕方が教えられていない。”ということ。まぁ、学校ディスをこの場でつらつらと述べようという気はございません。教えられていないなら私が教えますよ。って感じで、生徒はもちろん、YouTubeにも動画出しました。見てくれたかな?(威圧
最後になります。自分の勉強に当事者意識を持ちましょう。何か自分の中で成長できたものをもって帰って欲しい。そのためにやらされている割合を限りなく下げたい。
同様に授業中の集中力をマックスまで高めたい。授業ですら集中できない人が、家帰って復習なんておかしいじゃないですか?メリハリってものすごく大事だと思います。こと勉強に関しては。
ただなんとなーく来て、なんとなーく勉強して、なんとなーく出来なかったからなんとなーく直してって勉強は、塾の中ではゼロにしていきたいのです。
学力差なんてのは影の努力で決まるものじゃないですよ(もちろん上に行けばいくほど、そういった部分が大きくはなりますが)。
今この場、その時、その時の授業で差が開いているんです。
他の誰でもない、あなたのための勉強を。