下野模試が終わったら、やることは2つ!
昨日は新中3、1回目の下野模試でした。
模試終わりに塾生に言ったことを、ここに書き記しておこうと思います。
どうせ減るもんじゃないですし、言っちゃ悪いですけど、言われたところで大半の人がやらないことなので。
まず言ったのは、
栃木県入試の勉強において、必ず点数が上がる教材があります。
それは、
過去問と下野模試です。
ということ。
なぜなら栃木県入試、もちろん毎年のマイナーチェンジはあります。
しかしながら、問われることの大枠は10年以上変わってないからです。
良かったら数年分でも過去問を見てみてください。言わんとしている事が分かると思うから。
なので、過去問と模試を使い倒す事が、間違いなく成績アップにつながります。
しかーし、
今から、いきなり過去問やれ!は酷ですよね。
だって、習っていない単元もあるし、そもそも受験生が受験勉強の集大成として解いているもの。
そらムズいの当たり前。
いきなり突っ込めば、やる気もなくします。
だからまず新中3生には、
①今日中に、模試の自己採点をしてください。
そして、
②今週中に、模試の解き直しをしてください。
と言いました。
それもすべての問題を解き直すのではなく、まずは自分が取れたはずのところ。
必ずもう一度答えが出るまで計算しなさい。
抜けてるワードがあるなら、もう一度頭に入れなさい。
そう言いました。
そして、これらのことは、毎年中3生に言っていることでもあります。
しかーし、
残念ながら10人中3がいたら、1人か2人しかやりません。
なんで分かるかって?
下野模試と同じ問題をこれから塾のテストにするからです。
もちろんどれ出すとか言わずに。
必ず100%というわけにはいきませんが、あまりにも間違いが多い場合には、
「あれ?テスト直しやったん?」
となるわけですよ。
案の定「やってませんでした..」みたいになるわけ。
性格悪くて申し訳ございません。
だけどね、中学生教えるならこれくらい性悪説でいかないとアカンノデスヨ。
言われたところで、大半の人がやらないからと前述したのは、そういう理由。
楽しく教えてれば、みんなハッピー!
とはいかないわけです。
10人いたら実行するのは、1人か2人と言いました。
じゃあ、最初からそのやるであろう2人にいうべきなのか?
私はそうは思いません。
まず、“であろう”とはいえ、誰が最終的にやる子になるかは、何年やっても分かりません。
そして、結果的に、やるのは2人かもしれません。
でも、
10人全員に言うことに意味がある。
そう思っています。
そもそも大人だって同じですからね。人間の行動原理は。
ましてや子どもたちです。いずれ気づく事だってあるかもしれません。
自己採点を今日、直しを今週としたのは、温情でもあります。
もちろん即日直しをしてほしい気持ちは山々ですが、今の時期の新中3は、直しもたくさんあることでしょう。
たぶん普通にやったら、試験時間と同じくらい直しの時間ができるはずです。
だから分割してもいいよと。
そういう意味での猶予。
最後に、
模試の受けっぱなしは、ただ知識を吐き出しているだけです。
食べ物もおんなじだ。
うまみというのは、吸収しているときこそあるのだ。
そうだろう?
つまりだな、吐き出しているだけってのは、食べ物でいうと、、、
やめておきます(笑)
模試のうまみは、模試後にこそあり!
がんばれ!受験生!!
【毎年ある塾での1コマ】
高校に入るために今、点数が足りません!
ーいいだろう。
点数が上がりません!
ー模試の解き直しやったか?
やってません....
ー意味分からん!!!!!!!!!!!
さて、今年は誰が。
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