応用問題が解けない理由は○○
生徒や保護者の方からこんな相談を多く頂きます。
「応用問題が解けないんですが、どうしたらいいですか?」
ズバリ言います。
応用問題が解けないのは、
基礎・基本ができていないからです。
勘違いなのは、基礎・基本の問題と応用問題が、センスやヒラメキという壁を隔てて、分離されているかのような態度です。
例えていうのであれば、応用問題は料理でいうところの“複雑な味”。
肉が肉として出てくれば、何を食べているかを判別することは難しくありません。
しかし、様々な味が絡み合ってくれば、食材を当てるのが難しくなってくるのと原理は同じだと思うんです。
つまり、応用問題という、何か別の食材があるわけではなく、基礎×基礎のハーモニー。
なので、応用問題ができないと嘆く人がまずやるべきことは、
何が食材として使われているかを吟味することなんです。
そして、ここからが大事な話。
自分はどこまで理解しているのかを、段階踏んで確認していきましょう。
「ここまでは分かっているが、ここからが分からない。」
そのつまづいている段差を明確にするんです。
それが不明瞭になってしまうという点で、計算過程を消してしまうのはナンセンスですね。
まとめますと、応用問題に対しては
①そこで使われている基礎・基本を確認してみる。
②つまづいている段階まで戻って、何が足りなかったのか探してみる。
これらのことを(場合によっては、先生や友達に聞くなどして)是非やってみてください。
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