2025年の入試問題を予想してみた!
こんにちは!栃木県下野市小金井の学習塾智心館、塾長の谷畑と申します。
今日は今年の入試問題を予想していきます。
受験生は必見です!
前提の話
まず言っておきたいこととして、「予想が当たることなど何一つ偉くない」ということがあります。
私は自塾の塾生に「入試の予想」めいたことを一言も話しません。
なぜなら「そこだけ勉強されたら困るから」です。
本来「何出てもいいように勉強する」が正しい受験生の所作であり、私も塾生にそれを求めます。
「何が出るか」ということはさして問題ではないのです。
ある程度長くこの仕事をやっていれば、大なり小なり出やすい問題はわかります。
それが出たことをドヤるより大事なことは、あなたがその問題を解けたかということです。
綺麗事かもしれませんが、塾に通っていただいている以上は、彼ら彼女らに無責任なことは言えません。
ある意味これから書くことは、何の責任も負っていないからこそ、書けることであるということをご承知の上、お読みください。
数学の傾向と予想
数学はここ数年大きく形が変わっておりません。
大問1が小問集合(全8問)
大問2が方程式の文章題、式の説明
大問3が作図、図形問題、証明
大問4がヒストグラム、確率
大問5(1)が関数のグラフ問題
大問5(2)が関数の文章問題
大問6が規則性
この形式は今後も続くのではないかと思っています。
【予想】証明で相似が出るのではないか
あまり数学に関して予想できることがないのですが、証明に関しては2年連続で合同の証明が出題されており、今年は相似の可能性があります。相似でない可能性もあります(情報量0)
どちらが出ても対応できるように、類題にトライしておきましょう。
理科の傾向と予想
理科は大問の形式は変わらないながらも、年々文章量が多くなってきています。
配線の模式図を考えさせる問題や、実験の結果を推測させる問題など、所謂「暗記」的な要素がかなり減ってきている印象があります。
語句のインプットだけでなく、実験の目的や結果など、より深く問題を解いていくことが重要です。
【予想】①光、②天体が出るのではないか
【かなり怪しい予想】大問1(小問)がなくなるのでは?
まず通常の予想の方からですが、光と天体は大問として出題される可能性が高いです。
光は令和3年入試が最後、天体は令和5年度入試を最後に出題されておりません。
さらに天体に関しては、2年連続で出なかった年はございませんので、かなり出る確率が高いと思います。
また、当たるかどうか怪しい予想として、大問1がなくなる可能性を考えておきたいと思います。
まず社会に関して、令和2年度の問題から、その前の年まで存在した小問集合がなくなりました。
同時に問題の文章量が大幅に増えたことも、教育関係者であれば記憶に新しいところではないでしょうか。
同様の変化が理科でも、数年以内に起こるのではないかというのが、私が予想していることでございます。
理科は前述の通り、文章量の変化はあれど、問題の構成はしばらく変わっておりません(5教科の中で唯一と言っても過言ではない)。
であれば、今後変化が起きる可能性が十分考えられるのではないかというのが、私の予想になります。
国語の傾向と予想
国語は昨年、出題方法が大きく変わりました。
大問5番がこれまでの作文から、作文にプラスして小問集合が配置され、作文の配点が下がりました。
代わりに古文の配点が上がり、各大問に関してもそれぞれ2点、配点が上がりました。
これまでの栃木入試の特徴として、「大きく形式が変わった直後は、形式に変化がない」ということがありますので、国語は今年大きく形が変わることはないのではないかと予想しています。
皆さんが受験した12月、1月の下野模試は、新傾向の形に合わせて模試が作られておりますので、問題に慣れておくためにも、改めて時間を測っての解き直しをお勧めします。
以上、今年の入試予想でした!
あとは皆さんが頑張るのみ!
私の経験から言えることは、皆さん最後の最後まで伸びるので、最後の最後まで諦めるなということです。
3年間のまとめの定期テストだと思ったら、直前の1分1秒まで勉強するでしょ?
皆さんが今勉強している内容が、そのまま本番で出る可能性は大いにあります。
ですから体調管理はしつつ、出来る限り足掻ききってほしいんです。
それが最後、僕からのメッセージです。
Commentaires